いすみ市の「高秀牧場」を見学してきました
昨年末に千葉県いすみ市にある「高秀牧場」に行ってきました。
細い坂道を上った先に広がる牧場、のどかな雰囲気の場所。
観光牧場ではなく、お乳を搾る酪農牧場だからこそ、自然体の牛を見ることができます。
微生物を混ぜた独自の飼料づくりや、糞は堆肥にして田んぼへ、尿は牧場内のラグーンにためて液肥にし、食用の米の栽培に活用するという循環型の酪農を行っています。
さらに、敷地内のミルク工房について、株式会社牛かうVaca代表取締役の馬上さんからお話を伺いました。
馬上さんにとって、牛は小さいころから身近な存在。でも周りの子にとってそれは当たり前でないことに気づき、牛や酪農の魅力を知ってほしい、そんな思いから敷地内にミルク工房をオープンしたそうです。
牛がのんびり歩いている姿を見ながら、作りたてのジェラートとチーズをいただく、自然を感じながら自然の恵みを味わえる場所です。
現在、酪農の現場では牛乳消費量の減少などにより、牛から搾った生乳を破棄せざるを得ない状況が起きているそうです。さらに、牧場経営をやめる方も高秀牧場の周りでいらっしゃるそうです。
酪農家さんそして酪農業界を守っていこうと持続可能な酪農経営に第一線で取り組まれている姿を見て、私たちもできることからお手伝いをしたいと強く思いました。
おいしくて栄養がたくさん詰まっている牛乳。チーズや生クリーム、ヨーグルト、お菓子など様々な形に姿を変え、いろいろなおいしさをもっています。
当社は、そんな魅力いっぱいの牛乳を、よりおいしく、もっと身近に感じていただけるよう、商品づくりと情報発信をおこなってまいります。
「今日のおいしさ 明日の健康」